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Music Bridge Reflection Plusフォーラムを開催!

Music Bridge Reflection Plusフォーラムを開催!

Music Bridge Reflection Plusフォーラム


新型コロナウイルス感染症パンデミック第5波の大波の真っ最中に立ち上がったMusic Bridgeは、第6波の大波の中、オンラインで「ふり返りの時間」を持つことにしました。本当ならみなさんと顔を合わせて語り合いたかった!
二日に分けたフォーラムでは、Music Bridgeが持つ「二つの顔」のそれぞれにフォーカスします。
第1日目は「ふりかえりreflection」。キックオフから実践編で「起きたこと」をふり返りながら、その時々の学びや思いを改めて共有し、新たな経験として定着させていく時間を持ちます。
第2日目はMusic Bridgeがこれから進んでいこうとしている、公立文化施設などの地域文化拠点と音楽家の協働の新しい「橋がかり」のデザインを、わいわいと論じ合う時間です。
コロナ禍そのものが荒れる水面ではありますが、パンデミックが顕わにしてしまった、わたしたちが今生きている世界のtroubled waterに、音楽は、アートはどんな橋を、どのように架けていくのか、Music Bridgeは今自分の隣にいる人とどう繋がるのかというささやかな試みから歩みだそうと思っています。
(2日間のうち、いずれかのみのご参加でも歓迎します!)

【お申し込み・事前登録はこちらから】https://zoom.us/webinar/register/WN_IwV2G2Z6TIuncI3CwXCTCg

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【第一日目】
■日程:2022年3月1日(火)
■時間:18:30~20:30
■開催方式:ウェビナー
■参加費:無料
■テーマ:Music Bridgeを振りかえる
■内容:
・Kick offから今日までの報告
・実践編からの報告(調布市・足立区)
・Music Bridgeのおさらい
■出演者:遠藤真理子、重泉杏佳、室井悠李、野々口泰子、鈴木泉芳、遠田節(足立区生涯学習振興公社)、調布市文化・コミュニティ振興財団、大島路子、加藤直明、河井拓、伊志嶺絵里子、酒井雅代、箕口一美、児玉真

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【第二日目】
■日程:2022年3月2日(水)
■時間:18:30~20:30
■開催方式:ウェビナー
■参加費:無料
■テーマ:Music Bridgeを遠く慮る-音楽家との協働、地域の未来
■内容:
・公立文化施設などの地域文化拠点のスタッフや関係者の「かたりば」
~そもそもMusic Bridge発想のタネを提供してくれた「りゅーとぴあアウトリーチ事業」のただ中にいるりゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館スタッフ榎本広樹さんと中尾友彰さんから、「そのとき、新潟では何がおこっていたのか」と題して、この事業から巣立ち地域での活動を広げていったアーティストたちとの関わりとその後をつぶさに語っていただきます。~

・プレゼンテーション:そのとき、新潟では何が起こっていたのか
~音楽家版、地域の歩き方~「コンクールで優勝するだけが音楽家の道でしょうか?」~

・ラウンドテーブル:クラシック音楽は「地域」で活きられるのか?
~新潟とはまた違う取組み、方法で、コミュニティとアーティストの橋がかりに工夫と実践経験を重ねている愛知県芸術劇場・藤井明子さんと神戸市民文化振興財団・柿塚拓真さんと、地域コミュニティのまっただ中に身を置き、アートと社会の関係を自らの日常として考え続ける「フィールドの研究者」ニッセイ基礎研究所主任研究員・大澤寅雄さんが参入、Music Bridgeが唱える「音楽家が地域のアーティストとして活きていく、サステイナブルな生息域なんてものがつくれるのか」をめぐり、夢と希望と現実と課題を語り合います。
願わくば、混沌たる語りの中から次に実現すべき活動の輪郭が浮かび上がってきますように!~

■プレゼンター
榎本広樹
1966年新潟県生まれ。東洋大学二部社会学部社会学科卒。都職員、特別養護老人ホーム事務員、リゾートホテルのウェイターを経て95年、魚沼市小出郷文化会館開設準備室に入る。96年、同文化会館オープン。舞台技術(照明)兼クラシック公演時のステマネ兼クラシック系企画制作兼ときどき演劇系企画制作職員として業務に従事(どれだけ兼務が好きなのか、と)。2014年、りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館職員となり、現在に至る。現職、事業企画部次長兼音楽企画課長(またも「兼」だけど、別に好きなわけじゃない!)。妻と一男一女の四人暮らし。

中尾友彰
1977年生まれ。横浜市出身。大学時代からこの仕事を志し、横浜みなとみらいホール、芸団協等でバイトを開始。就職活動は公共ホールに一本に絞り、99年に長岡リリックホール職員に。またこの頃、伝説のホール職員であった新潟の寺田尚弘と出会い、「いつかこの人の元で仕事したい」と心に決める。2001年に念願叶い、りゅーとぴあへ転職して寺田の部下に。現在はりゅーとぴあ音楽企画課の課長代理として、榎本の下請け(無茶振り)を日々担う。9年前に長女が産まれ、約半年間の男性長期育児休暇を取得し、業界を震撼させた。主な企画制作としては「1コイン・コンサート」「5台ピアノの世界」等。


■出演者

柿塚拓真
1983年宮崎県宮崎市生まれ。福岡第一高校音楽科、相愛大学音楽学部を卒業後、社会保険庁福岡社会保険事務局に入局。1年9カ月の公務員生活、5カ月の無職・実家暮らしを経て、2008年6月に大阪センチュリー交響楽団事務局に入局。その時の大阪は橋下府政1年目で波乱の中でアートマネジメントキャリアが始まる。2014年にコミュニティプログラムを立ち上げ、オーケストラが大上段に構えることなく、多くの人に受け入れてもらえるプログラムをいくつか手掛けた。そして4年目くらいからコアの部分からオーケストラが動き出した実感があった。地域創造“おんかつ”や指定管理者として公共ホールの事業も経験したことがある。2021年4月からの現職では意外にも楽団/合唱団の定期演奏会の企画も担うことに。

大澤寅雄(ニッセイ基礎研究所 芸術文化プロジェクト室/文化生態観察)
(株)ニッセイ基礎研究所芸術文化プロジェクト室主任研究員、NPO法人アートNPOリンク理事長、日本文化政策学会理事、九州大学社会包摂デザイン・イニシアチブのアドバイザー。2003年文化庁新進芸術家海外留学制度により、アメリカ・シアトル近郊で劇場運営の研修を行う。帰国後、NPO法人STスポット横浜の理事および事務局長を経て現職。共著=『これからのアートマネジメント"ソーシャル・シェア"への道』『文化からの復興 市民と震災といわきアリオスと』『文化政策の現在3 文化政策の展望』『ソーシャルアートラボ 地域と社会をひらく』。

藤井 明子(愛知県芸術劇場企画制作部長・チーフプロデューサー)
大阪大学文学部で民俗学を学びガムラン演奏グループに所属、京都市立芸術大学大学院で盆踊りとサウンドスケープ研究を行いながら、音楽家はなれないが音楽に関わる仕事を探し求め、1992年愛知芸術文化センターの開館にあわせて、愛知県文化情報センターに音楽の学芸員として勤務開始。現代音楽、民族音楽、ジャンルにとらわれないミュージシャンや作曲家に焦点を当てたコンサートやコラボレーション公演の企画・制作を行ってきた。2014年より愛知県文化振興事業団へ異動、愛知県芸術劇場プロデューサーとして同様の公演の企画制作や人材養成事業に携わる。21年4月より現職。あいちトリエンナーレ2010・2013・2016パフォーミング・アーツ・キュレーター。

児玉 真(地域創造プロデューサー、プロジェクトMusic Bridge特任准教授)
音楽事務所勤務を経て、カザルスホール、NPOトリトン・アーツ・ネットワークの企画を行う。また2006年からいわき芸術文化交流館アリオスのチーフプロデューサーとして企画を統括。地域創造では、公共ホール音楽活性化事業(おんかつ)のチーフコーディネーターや邦楽活性化事業のコーディネーターなどもつとめる。そのほか、長崎市、宮崎県、新潟市、大分県、北上市などで公共ホールが実施するアウトリーチ事業のアドヴァイスや演奏家への実戦的講習も行っている。

【問い合わせ】
Music Bridge事務局:
(Email) info-bridge@ml.geidai.ac.jp

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文化庁委託事業
「令和3年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」
主催:文化庁 東京芸術大学 桐朋学園大学
協力:足立区生涯学習振興公社 調布市文化・コミュニティ振興財団
制作:東京芸術大学大学院国際芸術創造研究科

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