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Music Bridge とは?

2021年7月に始動した東京藝術大学・桐朋学園大学の共同プロジェクト、「Music Bridge」。

私たちは、東京藝術大学と桐朋学園大学が、文化施設・小中学校等教育機関・福祉施設等と連携し、地域文化の発展と、地域社会の課題解決に寄与する音楽家を育成する、教育プログラムを提案いたします。

東京藝術大学と桐朋学園大学、若手演奏家と文化施設職員の間を、そして芸術と社会を、その名の通り、音楽で橋渡しするプロジェクト-それがMusic Bridgeです。

より詳しく知りたい方…​企画書はこちら!(pdf)

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Music Bridge ふたつの顔

顔その1:音楽家を「天職」として生きていきたい、若いプロフェッショナルのためのMusic Bridge

 

音楽大学を卒業した音楽家の多くが、大学で身につけた芸術性、演奏技術を社会で活かそうとしても、その実力を思うように発揮できていないのが現実です。

Music Bridgeは、音楽大学や芸術系学部で学んだパフォーマーのために、専門分野の追求と柔軟な思考を兼ね備えたアウトリーチ公演のプログラムデザインを実践的に学ぶ場=ワークショップを提供します。

 

ワークショップでは、アウトリーチの基礎知識を学び、他の芸術分野(ビジュアルアートや演劇、ダンスなど)のコミュニティ・エンゲージメント・プログラムを経験し、最終的には自分自身でプログラムを構築します。

プログラムを実践の場で試したい参加者はオーディションに進み、選ばれた音楽家には、二つの大学が連携する足立区と調布市での活動機会を提供します。

 

Music Bridgeは、若い音楽家が社会における芸術の役割を再考し、他分野との交わりの可能性を探り、地域の文化やコミュニティの発展に参与する基本姿勢を身につける機会でもあります。

大学での高等教育を終えるまでに身につけた高度な演奏技術、音楽についての専門知識に加えて、音楽家が地域に根ざした活動を展開するために必要な『第三のスキル』を知り、学び、自分のものにするーMusic Bridgeの多様多彩なワークショップは、柔軟な思考とアウトリーチ活動などのプログラムデザイン力、一人の音楽家として持つべき教養と豊かなコミュニケーション能力、接続力、想像的創造力を養うプログラムで構成されています。

今自分が生きている社会と芸術を橋渡しする「成熟の音楽家」となるための旅の始まり-それがMusic Bridgeです。

顔その2:音楽家と協働して、アートで地域を豊かにしたい公共文化施設職員のためのMusic Bridge

Music Bridgeのもうひとつの顔は、若い音楽家と各地の公立文化施設とを「橋渡し」して、『文化芸術による地域活性化」の実践につながる試みを、大学と地域がいっしょに考える場となること。プロジェクトの一環として、地域活動(コミュニティエンゲージメント)に取り組んでいる各地の公共文化施設スタッフや関係者を招いたフォーラムを開催します。大学が若いアーティストと公立文化施設のマッチングを行うプラットフォームを形成し、地域と音楽家のサステイナブルな関係性と活動に繋げてゆくことが可能ならば、その協働の思想と実践はどうあるべきか、知恵を出し合う、字義通りの「フォーラム(語り合う広場)」-それがMusic Bridgeです。

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文化庁委託事業
「令和3年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」
主催:文化庁 東京芸術大学 桐朋学園大学
協力:足立区生涯学習振興公社 調布市文化・コミュニティ振興財団
制作:東京芸術大学大学院国際芸術創造研究科

​©︎2021 Music Bridge All Right Reserved

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